編集後記 ‟さよなら”は‟出会い”の始まり号

 

これまで生きてきたなかで、どれほどの「さよなら」と「出会い」を繰り返してきただろうか。

記憶している人生最初の「さよなら」は幼稚園の卒園式である。それも、クラス担当の宝田先生が号泣していた姿だけが今でも鮮明に記憶に残っている。きっと子ども心に『先生はなぜ泣いているのかしら?』と不思議に思ったのだろう。それから数年後、先生が結婚されて幼稚園を辞められると聞いて卒園式に皆で会いに行ったとき「あなた達がはじめ受け持った園児だったのよ」とまた号泣した宝田先生の姿が、いつも春になると懐かしく思い出されます。

「さよなら」の向こうには、必ず新たな「出会い」があります。その繰り返しがあったからこそ今の私が存在しています。私にとってそのひとつひとつの出会いのすべてが“宝物”です。

こんな私でも春はちょっぴりおセンチになります(笑) すえつぐたえこ

第22号【表紙】
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