編集後記 霜降りる朝、背筋が伸びる

大山に初冠雪のたよりがきかれ、ピンと研ぎ澄まされた初冬の朝の空気を胸いっぱいに吸い込みながら、さて今年はどんな冬が訪れるかしら?と未来を想像するのはとても楽しい。想像の世界は誰にもじゃまされないし、こんなに自由なことはない。

 まだまだ収まりそうもないコロナ禍。あまりにも欲にまみれた傲慢な人間たちにこれでもかとおそいかかる。こんな時には、余計に何でもない日常がとても有難く、本当に人は人と関わって生かされているのだと今更ながら思い知らされます。

いつも気かけてくださるご近所さん、心許せる大切な友人、そして同じ理想に向かい高めあい、活動をつなぐ仲間たち。本当にいつもありがとうございます。人は一人では生きてゆけない。寒い冬もまた来る暖かい希望の春も、みんなが心から笑いあえる楽しい未来が早く現実となりますよううに・・・。   なかがわくみこ

第42号【表紙】

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