編集後記 星に願いを☆彡だれの故郷にも安らぎを、子ども達に夢ある未来を

今年も「江尾十七夜」が江府町民のみでの縮小開催となった。
まだ関西に住んでいた頃、初めて出掛けた「江尾十七夜」にとても感動したことを今でもハッキリと覚えている。
人と人がぶつかりあうかのような狭いスペースに露店がぎっしりで一瞬で昭和時代の子供の頃にタイムトリップしたような錯覚に陥った。
ゆったりとした太鼓の音、もの悲しい唄に合わせ、編笠を目深にかぶった踊り手がゆったりと踊る「こだいぢ踊り」には、関西の賑やかな盆踊りしか知らなかった私は、郷愁を感じて静かに見とれた。
クライマックスは、久連山の「十七夜」の火文字と花火。
江府町に住むようになって、500年以上の歴史とドラマのような物語のある町民にとって大切なお祭りだと知った。
来年こそはこの「江尾十七夜」をたくさんの人に楽しんでもらいたいものだ。【すえつぐたえこ】

第61号【表紙】

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